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がん保険はいらない?不要と言われる理由を元保険営業が解説

「がん保険はいらないって本当?」
「高額療養費制度があるなら必要ないのでは?」

近年、このような意見を耳にする機会が増えています。

実際、がん保険はすべての人に必要な保険ではありません。

しかし、「不要」と言われる理由だけを見て加入しないと、後から後悔するケースもあります。

この記事では、元保険営業の視点から、がん保険が不要と言われる理由と、本当に不要な人・必要な人の違いをわかりやすく解説します。

目次

結論:がん保険は不要な人も多いが、全員ではない

がん保険が不要と言われる理由には、一定の根拠があります。

例えば、

  • 高額療養費制度がある
  • 医療保険で十分備えられる
  • 貯蓄で対応できる

このような人であれば、無理に加入する必要はありません。

一方で、

  • 貯蓄が少ない
  • 家族を養っている
  • 働けなくなると生活が苦しくなる

という人は、がん保険が役立つ可能性があります。

つまり、「不要」というより、人によって必要性が異なる保険と考えるのが正しいでしょう。

がん保険がいらないと言われる5つの理由

高額療養費制度があるから

日本には高額療養費制度があります。

医療費が高額になっても、自己負担額には上限が設けられているため、数百万円の医療費を全額負担するケースはほとんどありません。

そのため、

「医療費は公的制度で十分」

という考えから、がん保険は不要と言われています。

ただし、高額療養費制度の対象は保険診療のみです。

  • 差額ベッド代
  • 食事代
  • 通院交通費
  • 先進医療の技術料
  • 収入減少

などは対象外になります。

医療保険で十分だから

最近の医療保険には、

  • がん診断一時金
  • 抗がん剤治療保障
  • 通院保障

などを付加できる商品が増えています。

医療保険で十分な保障を準備している人は、がん保険との保障が重複する場合があります。

貯蓄があれば対応できるから

例えば、

  • 預貯金500万円以上ある
  • 投資資産も十分ある

このような人は、治療費や生活費を自己資金で賄える可能性があります。

そのため、保険料を支払うよりも資産形成を優先する考え方も合理的です。

がん治療は通院が中心になっているから

以前は長期入院が一般的でしたが、現在は医療技術の進歩により通院治療が増えています。

そのため、

「入院日額型のがん保険は必要性が下がった」

という意見もあります。

現在加入を検討する場合は、入院日額よりも診断給付金や通院保障を重視した方が実用的です。

保険料がもったいないと感じるから

例えば、毎月3,000円を30年間支払うと約108万円になります。

一度もがんにならなければ、その保険料は戻ってきません。

そのため、

「保険料を投資や貯蓄に回した方が良い」

という考え方もあります。

それでもがん保険が必要な人

不要と言われる一方で、次のような人は加入を検討する価値があります。

貯蓄が少ない人

治療費だけでなく、

  • 生活費
  • 通院費
  • 保険適用外の費用

なども考えると、まとまったお金が必要になるケースがあります。

家族を養っている人

住宅ローンや教育費など固定費がある家庭では、収入減少が大きなリスクになります。

診断給付金があることで、家計への負担を軽減できます。

自営業・フリーランス

会社員であれば傷病手当金がありますが、自営業やフリーランスには基本的にありません。

働けなくなることへの備えとして、がん保険を活用する考え方もあります。

がんへの不安が強い人

保険は経済的な備えだけでなく、精神的な安心感を得る役割もあります。

不安を軽減できるのであれば、保険料を支払う価値を感じる人もいます。

元保険営業としての考え

保険営業時代、多くのお客様から

「がん保険は必要ですか?」

という相談を受けました。

私が必ず確認していたのは、

  • 貯蓄額
  • 家族構成
  • 収入
  • 勤務先の福利厚生

です。

がん保険は「がんになる確率」で決めるものではありません。

がんになったときに、家計が困るかどうかで判断することが大切です。

十分な資産がある人に無理に加入を勧めることはありませんでしたし、逆に貯蓄が少ない人には優先して検討をおすすめしていました。

がん保険が不要か判断するチェックポイント

次の項目を確認してみましょう。

  • 貯蓄で半年以上生活できる
  • 医療保険にがん保障が付いている
  • 働けなくなっても収入が確保できる
  • 家族への経済的負担が少ない

これらを満たしている人は、がん保険が不要な可能性があります。

一方で、不安がある場合は加入を検討する価値があります。

まとめ

がん保険が不要と言われる理由は、決して間違いではありません。

しかし、それは公的保障や十分な貯蓄があることが前提です。

がん保険が不要な人

  • 貯蓄が十分ある
  • 医療保険で保障が充実している
  • 保険料を資産形成へ回したい
  • 福利厚生が充実している

がん保険を検討したい人

  • 貯蓄が少ない
  • 家族を養っている
  • 自営業・フリーランス
  • 働けなくなることが不安

元保険営業としてお伝えしたいのは、「不要」という言葉だけで判断しないことです。

大切なのは、万が一が起きても生活に困らない備えがあるかどうかです。

保険だけでなく、貯蓄や資産形成も含めて、自分に合った備え方を選びましょう。


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